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ライトノベル・フリーゲームの感想など。
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 神様ノ子守唄―ツギハギ殺人事件―の続編で、今回は伝奇ノベル!?
 前回の事件から3ヵ月後、今回は光吉が霊媒師同士の戦いに巻き込まれます。

 未来予知に等しい勘、永久武装、○符、というワードを見ての通り、バリバリの異能バトルが繰り広げられます。最も気になるキャラがでてきてくれて嬉しかったですw(バトルには関係ないですが)
 次々でてくる設定はちょっとうまく飲み込めない部分もあったのですが、作者さんのスタンスを考えると気にせず作ってもらったほうがいいのかなと思いました。
 次回が非常に気になる終わり方の続きは、最終章「―夢魅人の夜―」で。完成を心待ちにしています。

 

【熊月温泉】
http://kumaduki.s145.xrea.com/

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downkeepのフリーノベルゲーム『サンダガ』のおまけシナリオ2本が入ってます。
 ミニシナリオ制作権を獲得したのは人気投票で同列1位だった寺岬先輩と稚馬近真志。八坂さんは……先輩の破壊力の前には致し方なし。
 すぐに終わるものの期待通りのノリで、殺人事件があったりバトルがあったりアッー!だったりします。稚馬近は本当にいいヤツです。源氏朗とのコントを延々見たい。


【downkeep】
http://downkeep.sakura.ne.jp/




――砂のお城はそもそも儚いもの。

せめて、最後の一画が
波にさらわれてしまうまで
見ていましょう。


 孤島を舞台の中編アドベンチャーです。公式サイトにはホラーアドベンチャーと表記されていますが、「言われてみるとホラーっぽい箇所がある」程度の要素なので怖がりな人でも安心してください。readmeからは「ホラー」の記述が削除されてますし。
 主人公の陽ノ原は、パートナーの青海と共に、「島内のスポットを訪れ、どこが最も美しいと感じるか」をアンケート形式で答える実験に参加します。
 島で起こる不可解な出来事、立ち入り禁止の扉、毎日挿入される謎の炎上シーン……果たしてこの実験の目的はなんなのか。


 ゲームはその日の行動を選択して進んでいきますが、真のエンディングを見るには寄り道している暇は無いと思います。また、初回プレイ時はオートセーブのみ、かつリトライ不可というシステムなので一発でそこに辿り着くのは至難かと思われます。そのぶん正解を推理する楽しみや緊張感が生まれるので、ゲームを「クリアする」魅力があります。
 なんとなく読んでいるだけではなかなか難しいかと思います。……絶対にやるな、と言われたことを実践してみると活路が開けるでしょう。


 真相そのものよりも、そこへ至る過程のほうが楽しめたと思います。アドベンチャー好きな人にオススメです。


【言ノ葉迷宮】
http://homepage2.nifty.com/wp/kotonoha/



 後藤智也は高校時代の友人・御堂寺雅弘に招かれて山中の別荘にやって来る。同じように集まった友人と七年ぶりに再会し同窓会気分だったが、突然友人の一人が殺害されてしまう。外部との連絡が絶たれ脱出もできない状況で、彼らは生き残れるのか。


 いわゆる「かまいたちの夜」系の推理ノベルです。選択肢が多めなので謎を解明するには一苦労でしたが、緊迫した出口の無い状況で推理をするのは大好きです。
 製作ツール故の問題だと思いますが、バックログがないのが気になりました。あと、文章が変なところで改ページされてしまうのも難点です。


 主に犯人に関して納得できなかったのですが、かまいたち好きの人にオススメのゲームです。


 【INFINITY】
 http://3w.to/infinity


 梅雨もようやく明けようとする夏のはじめ。公演を間近に控えた即興劇団『ヒステリカ』は、最終の追いこみに余念がない。

 脚本のない即興劇という特異な芸風と堅苦しい規律ゆえに、存続が危ぶまれていた弱小サークルではあるが、春には待望の新入団員を迎え、新たな体制での第一歩となる節目の公演である。

 最後の日曜日は舞台前特有の緊張を孕みつつも、いつも通り気の置けない遣り取りのうちに幕を閉じる。

 だがそれは同時に、まるで劇中の世界が現実に溶けだしてくるような、不可思議で過酷な最後の一週間の幕開けだった
……。
(公式サイト 序 より)


 期待のノベルゲーム「実験的なテアトロ」の体験版の感想です。
 ヤンデレ見たさにプレイしたら凄い作品に出あえて嬉しいですw

 即興劇団「ヒステリカ」の一員ハイジ(♂)と団員達が異常事態に遭遇していきます。ラジオからは死体のルポが流れ、モデルガンが手を撃ちぬき、関係者が一人一人消えていく……。舞台が開幕したとき、はたして何が起こるのか。

 最初に注目していたのはヤンデレ少女ペーターだったのですが、それ以上に病んでいるのは主人公ハイジかもしれません。好きとか一生懸命とかいう線を越えて演劇に固執する様は狂気を感じさせました。
 ラスト付近のペーターとの一連の流れが怖かったです。が、多分ハイジが刺されることになったとしても何も言えなかったかもしれません。どこの星から来た方ですかハイジさん。お願いする場面とかはいい人なんですけどね。

 綺麗な文章なので体験版だということをすっかり忘れてプレイしていました。まああそこでto be continueなのは当然か。
 完成版では各人のルート分岐もあるそうなので時間がかかりそうですが楽しみに待っています。


 【結社スメール】
 http://sumeru.info/
プロフィール
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ツカサ
性別:
男性
自己紹介:
【お気に入りキャラ】
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