ライトノベル・フリーゲームの感想など。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
梅雨もようやく明けようとする夏のはじめ。公演を間近に控えた即興劇団『ヒステリカ』は、最終の追いこみに余念がない。
脚本のない即興劇という特異な芸風と堅苦しい規律ゆえに、存続が危ぶまれていた弱小サークルではあるが、春には待望の新入団員を迎え、新たな体制での第一歩となる節目の公演である。
最後の日曜日は舞台前特有の緊張を孕みつつも、いつも通り気の置けない遣り取りのうちに幕を閉じる。
だがそれは同時に、まるで劇中の世界が現実に溶けだしてくるような、不可思議で過酷な最後の一週間の幕開けだった……。
(公式サイト 序 より)
期待のノベルゲーム「実験的なテアトロ」の体験版の感想です。
ヤンデレ見たさにプレイしたら凄い作品に出あえて嬉しいですw
即興劇団「ヒステリカ」の一員ハイジ(♂)と団員達が異常事態に遭遇していきます。ラジオからは死体のルポが流れ、モデルガンが手を撃ちぬき、関係者が一人一人消えていく……。舞台が開幕したとき、はたして何が起こるのか。
最初に注目していたのはヤンデレ少女ペーターだったのですが、それ以上に病んでいるのは主人公ハイジかもしれません。好きとか一生懸命とかいう線を越えて演劇に固執する様は狂気を感じさせました。
ラスト付近のペーターとの一連の流れが怖かったです。が、多分ハイジが刺されることになったとしても何も言えなかったかもしれません。どこの星から来た方ですかハイジさん。お願いする場面とかはいい人なんですけどね。
綺麗な文章なので体験版だということをすっかり忘れてプレイしていました。まああそこでto be continueなのは当然か。
完成版では各人のルート分岐もあるそうなので時間がかかりそうですが楽しみに待っています。
【結社スメール】
http://sumeru.info/
PR
この記事にコメントする