ライトノベル・フリーゲームの感想など。
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「大昔の神と崇められる存在や、歴史上の英雄などは、パルスをコントロールしていた存在なのよ」
「扉の外」の土橋真二郎さんの新シリーズ。
帯の文句からすると異能バトルモノのようですがそんなことはなく、中身は人間の醜い部分を利用した「ゲーム」や駆け引きがメインです。
主人公の高校生・福原駿介は目覚めると、見知らぬ人々と一緒に薄暗い部屋に閉じ込められていた。天井には首吊り死体、床にはトランクの山、全員が鎖と手錠で繋がれている……。
という「SAW」を思わせるシチュエーションからのスタートです。
後半はまた違ったゲームがあるのですが、僕は前半のゲームのほうがインパクトと緊張感があって好みです。
異能である「パルス」ですが、物語に深く関わっているようで実はなくても成立するんじゃないかという程度の存在感でした。無理にラノベっぽくしようとしたのでしょうか?
あと、男性キャラよりも女性キャラのほうが魅力的で強そうなのは、もはや珍しくなくなってきたので受け入れますw
心理戦が見たい人、前シリーズが気に入った人にオススメします。
今度は中途半端で終わりませんようにっ……!
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