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思いつきです。
禁書は個性的なキャラと熱い展開がおもしろい、注目の異能バトル小説。
メディアミックスで人気急上昇中なのです。
さて、記念すべき第1巻なのですが、残念ながら各所の評価はあまりよくないです(´・ω・`)
簡単にまとめると、「文章力が足りないし構成も酷いが、キャラクターは良し」ってところでしょうか。
感想サイトさんを巡ってみると、必ずと言っていいほど「文章が下手」とあります。
まあ、乱発されてるラノベの中では「中の中」くらいだと思いますが。
目についたのは、
・強調させたい部分にやたらある点ルビ。
・……………………………………………………無駄に長い間。
・(汗)、(涙)など、やっちゃった感のある語尾。
・なぜかあるジョジョネタ。
最後に関しては、よく編集で通ったなと思いました。とらドラ!で「無駄無駄」が出てきても笑って済まされるでしょうけど、異能バトルで、しかもスタンドっぽい能力を持つ人間が出てくるのに直球ネタは(・A・)イクナイ!!
多分ジョジョが好きなんだな、というのは作品から伝わってきますけどね。「偽善使い」は「戯言使い」のインスパイアかも。西尾さんもネタ使いすぎですが、変なところをインスパイアしちゃいましたね。
ところで、PVで目立っていた美琴ですが1巻での使い方はうまくなかったです。
まだキャラが定まってないのか、ここでは「なんか生意気な中学生」という印象しかなかったです。ブチャラティも最初はチンピラでしたけどね。後半は美琴の出番はありませんし。
その分、主人公上条とインデックスのやりとりはベタながらツボを押さえていて楽しいです。前半は文章の粗さが目立ちましたが、後半の盛り上げ方は流石だと思いました。終わり方には驚きましたけど。これで続くの!?って感じでw
1巻あとがきに「趣味の一品」とありますが、売り出すなら「作家でごはん!」は読んで欲しかったです。
漫画版では余計な部分がそぎ落とされていたと思うので、アニメでどう変化するのか期待します。