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深淵に眠る何かを起こさないよう、そっと息を殺して浮き上がる……
久々に心から怖いと思ったホラーゲームです。
主人公の神一郎は友人たちと一緒に、体調を崩し実家に帰ってしまった彼女「繭子」の元を訪ねます。そこで体験した恐ろしい出来事とは――?
このゲームの凄いところはなんといっても演出。写真素材が良いだけでなく、「画面が」動いたり背景にスッと何かが横切ったりというエフェクトが多彩です。非常灯に群がる虫はリアルすぎて手で払おうとしてしまいました。
システムは普通ですが選択肢は時間制限つき。「選ばない」こともできますので悩まされます。
シナリオは……ホラー雰囲気ゲームだと言ってしまえば仕方ないですが、ちょっとよくわからないところがあるのにプツッと終わってしまう感じです。断片的なことは死亡ルートでもわかるのですが、真エンドを見るのにちょっとてこずるのでもっと真実が明らかになって欲しかったです。
怖いパートに入ってからは相当なものなので、恐怖を感じたい人や演出を楽しみたい人におすすめです。
夜中にヘッドホンプレイ推奨。
【頽廃】
http://gretsch.ndap.jp/
「なんとも初歩的な質問で申し訳ないのですが、やんでれさんは、結局一体何をするもの、なんですか……?」
「もちろん、やんでれをするに決まっているじゃないか」
新しく「やんでれ」をはじめよう、でもやんでれって何だ?と根本的なことがわかってない「やんでれさん」のお話。「武者小路 縁」との談義の末に「やんでれ」を実行するのですが……。口裂け女のように都市伝説扱いになってるのがなんとも可笑しいのですが、極まったヤンデレは妖怪みたいな感じですかね。
まず驚いたのが画面の大きさです。左右ぎりぎりはまるくらい? もっと横のイラストが変わったりすればいいかもしれません。
あとはなんとボイス付き。個人的にヨスガの声が1番合っているんではないかと。やんでれさんが微妙に男前。
妙にクセのある言い回し、掛け合いが好きならやってみましょう。
女子校では「やんでれ」しづらい、というのも今日日ではないんじゃないでしょうか。「ヤンレズ」なんて言葉が微妙にあるくらいですしw もちろん逆も。まあ病んでるだけでなくデレがあれば良し、かと勝手に思ってます。
【花を吐く抄女】
http://shi.in
「包丁さんって知ってる?
呼び出したら誰でも殺せるんだって。
でも、そのかわり……
呼び出した包丁さんは本当の名前を言わないと帰ってくれないんだって」
ニコニコの実況動画で見かけたのでやってみた、フリーホラーゲームです。
軽い気持ちで呼び出した「包丁さん」が自分や友人にも刃を向けて……。はたして生きて学校を出ることができるのか。
見た目がカワイイ包丁さんから殺されないように夜の学校を探索してまわります。包丁さんに見つかる以外にも一撃死の選択肢があるのでセーブはこまめにしましょう。画面切り替えの度にBGMが途切れなければよかったのですが。
隅々まで探索すればトゥルーエンドはすんなり見れると思います。エンディング集やアイテムを埋めるのも楽しみの一つ。わざと危ない選択肢を選ぶとBADは埋まるかとw
メインの脅威は包丁さんなのですが、クリアすると本当に怖いのはなんなのかわかると思います。骸骨とかも怖いですが……。簡単に殺すなんて言ったらだめですね。
【たぶんおそらくきっと】
http://t-o-k.sakura.ne.jp/
このまま…、逃げ切れるだろうか?
…でも、選択肢は一つしかない。
やるしかない。
伸るか反るか、よ―――!
ザッピング形式の中編ノベルゲームです。
不幸な少女・相川幸が「鬼を探し出してくれたら願い事をひとつかなえてやる」と言う天狗に出会い――。
登場人物一人一人のシナリオ……不幸なまま終わってしまう話を全て読み終えると、本当のエンディングへ至る最終話をプレイできます。選択肢は難しくないので気軽にプレイできるかと思います。
個別のシナリオが不幸すぎる分、ハッピーエンドへ導けたときは、単にクリアするより嬉しさも倍増です。
OPにはテーマソングもあってかなり凝っています。サウンドテストがあれば繰り返し聴けるのにw
【郷愁花屋】
http://nfs.boo.jp/
夏休みに入ってすぐ、学園の連中とともに
御六島(みろくじま)への9日間の旅…
それは平穏無事に終わるはずの旅
しかし…
首は飛び回り
クラスメイトはレイプされそうになり
しまいには島を×××されて
そして死ぬ
いつかの負い目に さいなまれながら
期待のファンタジーアクションノベルの体験版です。
突き抜けた設定、怒涛の展開、異様過ぎる仮面。とにかく凄すぎます。
初めて見るタイプの演出に驚かされました。やめて、メッセージウィンドウのライフはとっくにゼロよ!
シナリオはもちろん、CG・サウンド・スクリプトに至るまで一人で制作されてるそうで、それでこのボリューム、このクオリティのものを作り上げたというのはお見事。プレイした感覚ではまだ序盤ですし分岐がある可能性を考えると完成まではまだまだ苦労を重ねるでしょうけど、ゆっくりと納得いくまで作って欲しいと思います。
次は是非CG鑑賞もつけてほしいところです!
【LAST WHITE】
http://lastwhite.com/