（小説版）とある魔術の禁書目録 ＳＳ

　「禁書目録の本編を補完するＳＳ」と煽り文に書いてあるのですが、普通に前巻の続きですし読んでないと後々困ると思うので位置づけ的には「１４巻」かと思います。ノリとしては５巻のときのような感じですが、読んでないと支障が出るレベルのものはサイドストーリーとは言わないのでは……。

　印象が強いのはやはり一方通行。学園都市の暗部に組み込まれた彼の運命は！？
　……というのがメインのお話。上条とは相変わらずニアミスです。一方通行はまだ根に持ってるみたいですね。


　彼のお話は重いのですが、女子寮の面子は和みます。この人たち仲いいなｗ

　

　今回気になったのが、海原が近づくと震える一方通行。
　何に反応してるんでしょうね。天使化したことで魔力みたいなものに敏感になってる？


　学園都市も物騒になってきました。日常描写と比べて「暗部」の描写が細かいからですかね。規模も巨大ですし。というか学園都市自体が喜ばしくない目的のために作られたっぽいからしょうがないか。