（小説版）とある魔術の禁書目録 ７

　熱いんだけど燃えきれない――。
　中身はいつものパターンなんですけどね。
　上条は突っ走り方を誤った。

　捕らわれの女の子の為に単身特攻する……のは少年漫画の主人公とかなら燃えるんでしょうけど。
　上条だと、「お前じゃ無理だ」って思ってしまって、どうしても彼一人でなんとかしてくれると期待できません。本当に助けたいなら他にやるべきことがあるだろ、なんちゃって。実際上条一人だとリンチされて終了なわけです。
　仲間が駆けつけてくるシーンは興奮しましたけどね！あれはイラストとの相乗効果で震えました。もうちょっとアニェーゼが頑張ってくれれば……。愚直ダッシュで看破される程度の能力でしたからね。
　ヒロインのオルソラは天然巨乳シスターさんなんですが、素肌どころか髪さえもフードで完全防備なのであんまり印象強くは無かったです。ってこれは文章とは関係ないか。


　鎌池さんは魔術の話になると御琴がでてこないことをネタにしないでちゃんと書けばいいのに、とこれから１０巻ほど思うのでした(ﾉД`)