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ライトノベル・フリーゲームの感想など。
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・「かまいたちの夜」のアナザーストーリーとして1995年に募集された「あなただけのかまいたちの夜」で大賞を受賞した作品をゲーム化したものです。パロディ短編とはいえ、背景や音楽は原作に忠実です。シルエットがないのが残念ですが、原作をプレイしたならニヤリとするはず。
 原作では凄惨な殺人事件が起きますが、本作ではそんなことはなく、ケーキをつまみぐいした犯人を捜すことになります。なんだか登場人物がヤバい人になってますw
 「誘惑」のシナリオは夕食を食べるときに「D:わあ。いい匂いだなあ」を選ばないと進行しないので注意してください。謎解きは結構歯ごたえがあります。
 それと、当然かもしれませんが「かま夜」のパロディなので、少なくとも原作が合わなかった人には奨められません><

 かまいたちを知っている人でパロディに興味がある人は是非どうぞ↓

【かまいたちの吉里吉里】
http://trance14.hp.infoseek.co.jp/kamayuwaku.htm
 
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 思いを寄せる女友達と長野のペンションホテルへ向かう。主人公。
 しかし途中で車が故障し、奇妙な現象が起こり始める……。
 極寒の中、二人は近くの教会に助けを求めるが、そこには想像も出来ない恐怖が待っていた。



 高い恐怖度で有名な大作ホラーノベルです。
 「かまいたちの夜」に影響されてるそうですが、どちらかというと「弟切草」のような。というか、弟切草が怖い!という人にはちょっとオススメできないかも……。そのくらい怖いです。途中でギャグが入るとはいえ、それも打ち消されてしまいます。
 ホラーノベルなんだから怖いのは当たり前なんですけどねw
 
 難易度は激高。攻略サイト無しでは相当の苦戦を強いられます。時間制限選択肢・単語入力など、総当りだけではちょっと厳しいです。


 気になった点は、2人がオカルトに詳しすぎるところ。どう考えても普通の会社員レベルの知識ではありませんw 「友達から聞いた」にしてもどうして隅々までそれを覚えているのか。
 あと、後半になると主人公が恋愛・宗教・人生について長々と喋るので、この辺はホラーにはいらなかったと思います。作者さんの主張が出すぎちゃってますね。ヒロインとの会話の選択肢が特殊なのもそのせいなのかな、と思いました。

 とはいえ、フリーゲームの中でも間違いなく最高レベルの作品。
 夜中に一人で、やってみませんか?

 公式サイトは残念ながら閉鎖していますが、ファンサイトからソフト配布場所や攻略情報へ飛べます。

【1999ChristmasEve非公式ウェブサイト】
http://www.geocities.jp/christmas_eve_fansite/index.html
 


・フリーライターの小松崎孝治は、仕事中に一本の電話を受け取った。それは新潟へスキー旅行へ出かけている妹の小松崎琴美からのものだった。
 電話の内容は驚くべきものだった。宿泊している旅館で死者が出たのだという。大雪に閉ざされた建物の中で、いったい何が起きたのだろうか……?
 (ショッキングな画像もあるので苦手な人は注意)

 やっとおおよそクリアしました、「閉ざされた雪の中」。
 前作の「山荘にて」に負けず高いクオリティの推理アドベンチャーなのです。
 今回は人物シルエットと会話ウィンドウがつき、演出がパワーアップ。
 ゲームの流れは「雪の中」編と「推理」編にわかれます。

 雪の中編ではプレイヤーは琴美の行動を決定し、殺人鬼の魔の手をかいくぐりどうにか生存しなければなりません。難易度は高く、ちょっとしたミスでバッド(デッド?)エンドになります。安心して次の画面に移ると死んでたりします。ムーンライトラビリンス程ではありませんが、めげずに頑張りましょう。

 推理編では孝治となって、琴美からの情報を頼りに真犯人を推理します。琴美から適切な情報を得ていないと解決できないので注意です!
 旅館の構造やらキャラクターの行動など、どれが必要な情報かを考えるのも重要です。
 前作で困らせてくれた「ダミー解答」もしっかりあります。ちょっとでも穴があるとギャラリーにツッコまれますw


 タイムテーブルまで作って攻略したのは初めてかもしれません。
 本格的に「推理」がしたい!という人は是非どうぞ。

【作りゲーム置き場】
http://zunzunzun.hp.infoseek.co.jp/


                           ちょっとヒントとか↓
 飴野甘露(あめのかんろ)は従姉で刑事の灯河辰巳(ひがわたつみ)に、町で起こっている人喰い事件の調査を依頼される。友人で殺人鬼の祇咲永久(しざきとわ)はクラスメイトの嶋島縞子(しまじましまこ)が怪しいと睨み尾行を始める。
 「どうして嶋島に狙いを定めたの?」
 「え? なんとなくだけど」
 ――”ニセモノ”と”殺人鬼”は事件を解決できるのか?


 西尾維新風というか、戯言シリーズ風のサウンドノベルです。それが良くもあり悪くもありますが……西尾氏の作品が合わない人はこの作品も合わないんじゃないかな、と。ちなみに僕は人喰いにマンイーターとルビをふりたくなる程度に好きです。
 いーちゃん風主人公と零崎人識風殺人鬼のとぼけた掛け合いがいい味出してます。つい飴野を殺そうとする永久も良し。
 中盤で衝撃の展開になるのでマウスクリックは慎重に。エンターキーをコチコチしてたらポカーンとなることのないようにしましょうw
 操作性は、バックログが見にくいことを除けば普通でした。

 これに収録されているのは第一話だけですが、数々の伏線が残っているので次回作があるのは必然でしょうね。作って欲しいです。傑作だけに。

 
 【ACQUIESCE】
 http://www.geocities.jp/night_is_over_117/

・197X年7月。大学のサークル仲間が八人、伊豆の別荘で楽しいひと時を過ごすことになった。
 だが一夜が明けてみると、メンバーの一人が遺体となって見つかった。しかも驚くことに、無残にも首が切断された状態で……。
 残酷な殺人事件の犯人は仲間の誰かなのか、それとも……?
 (※この作品にはグロテスクなイラストも出てくるので苦手な人は注意!)


 本格的な推理アドベンチャーです。本編は大きく二つに分かれていて、「首切りの館」編で第一の殺人が起こり、それが解決できないと第二の殺人が起こってしまいます。
 注意しなければいけないのは、一見もっともらしい『ダミー解答』の存在です。本当は間違っていても主人公が名探偵のように語るものだから「これでクリアだ!」と思っても、登場人物の一人にチクチク指摘されてしまします。間違った推理の種類も多く、選択肢総当り作戦は厳しいかとw セーブ箇所は多いので「氷雨」ほどつらくはありませんが。

 言葉のセンスがよく、読みごたえはたっぷりです。クリア後のおまけシナリオは笑えるので是非やってみてください。

【公式サイト 作りゲーム置場】
http://zunzunzun.hp.infoseek.co.jp/


――あと、現在同サイトの「閉ざされた雪の中」もプレイ中です。が、攻略サイトが見つからず手探り状態ですw ……と思ったらサイトの掲示板が攻略質問掲示板にもなってるのですね>< チャートを作る気力はありませんが、自分のプレイした範囲でヒントとか書こうと思います。

                              最後に、「山荘」のネタバレとか↓

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